「寅」
(透明水彩)

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西に坐(いま)する白き虎、
陽の寝所を護り給え。

七つ時の未明を治め、
色めく木々を、鳴く虫を、次代を紡ぐその合間を、

衣で包み、護り給え。

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 調べてみて、描く上で結び付けようと思ったのが四神相応(西・秋)と寅の刻でした。
国内に虎がいないせいか、鼠や牛と比べると、お話が少ない印象です。
これが中国・韓国の方を向くと、虎がいるからきっとお話も豊富なのでしょうね。

 詩は壁紙配布の際、恥ずかしながらもつけてしまいました。
絵にある文はいつもの「永き世の〜」の回文です。