「遊びをせんとや 生まれけん」


遊びをせんとや生れけむ 
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば
我が身さえこそ動がるれ

『梁塵秘抄』

(遊ぶごとに 生まれくる
戯るごとに 生まれくる

遊んでいる 子供たちの声を聞くと
大人である自分の身さえ、ついつい動いてしまうことよ
:大意)


(第41回現代童画展出品作:日本画、M60号)



   


 梁塵秘抄の歌を題材に「遊子どもと遊具」をテーマに、
時代ごとの子どもと遊具、
そして額部分の水墨でそれを作る大人を表現してみました。
"All work and no play makes Jack a dull boy."
(勉強ばかりで遊ばないとジャックをつまらない少年にする=良く遊び 良く学べ)
 右から平安→現代となっています。